- 日野自動車株式会社
技術開発や製造の最前線に立つ社員からバックオフィスを担う社員まで、一人ひとりが日野自動車の果たすべきミッションを考え、価値の最大化を目指し活躍しています。社員が毎日の仕事にどのようなやりがいを感じているか。リアルな声をご紹介します。
自動運転技術研究部 企画・実証グループ 2012年度入社 理工学領域機械工学専攻修了
ものづくりが好きで制御工学に興味があったことから、大学では「HVのトルク協調制御」というテーマで研究に取り組みました。その過程で自動車メーカーに興味を持つようになり、就職先として意識するようになっていきました。就職活動で企業研究を進めるうちに、乗用車メーカーは規模が大きい分、概して分業化が進んでいるのに対し、商用車メーカーは社員1人当たりに任せられる裁量権が大きいように感じました。また、トラックの場合、事業用ということで耐久性などあらゆる面でシビアな要求が課せられます。そのような厳しさに立ち向かいながら仕事をすることにも面白みを感じました。そして、せっかく活躍するならリーディングカンパニーがいいと考え、国内大中型普通トラックのシェアでNo.1(2019年3月31日現在)の日野自動車を志望するようになったのです。最終的な決め手となったのは、出会った社員の人柄。就活生である私に対してとても親身に接してくれ、ぜひこうした先輩方と一緒に働きたいと思い、日野自動車への入社を決めました。
運転には認知・判断・操作の動作が必要で、これまでは人がそれらの動作を担って車を制御してきました。ADAS(Advanced Driver Assistance Systems)とはそれらをアシストする機能で、仮にドライバーの支援を100%行うことができるようになれば手動運転が不要になる、つまり自動運転が実現することになります。現在、私は自動運転の制御システムの研究開発に取り組んでいます。自動運転は少し先の話になりますが、その前に日野自動車では安全性を向上することを最優先に取り組んでいます。例えばPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)は商用車では日野自動車が世界で初めて実用化しています。また、EDSS(ドライバー異常時対応システム)も、他社に先駆けて実装した安全装置です。このように常にお客様の安全を向上させるための技術開発に取り組んできたことで、日野自動車は技術を磨くことができ、先進的なシステムを実現できているのだと思います。私は入社3年目から小型トラック「デュトロ」のPCSの開発を担当しました。若手のうちから責任ある仕事を任されたことは大きな喜びであり、時代の先頭を走るチャレンジをしているというやりがいも味わえました。私の開発したPCSを搭載した「デュトロ」が街の中を走っているのを初めて見たとき、世の中に必要とされるものを自分の手で送り出すことができたのだと実感でき、興奮したのを覚えています。
現在、私は自動運転の制御システムの研究開発に携わっており、実証実験を目指して車両の準備・改造、システムの開発などを進めています。目標は究極の安全な車。まずは一般道の死亡事故0が、目指すところです。一般的にトラック・バスには“大きくて危険な車”というイメージが少なからずありますから、ぜひそうした印象を払拭して、絶対的に安全な車だと社会に認めてもらえるようにしたいですね。こうした大きなミッションを課せられた業務に若手のうちから携われることも、日野自動車ならではの魅力だと感じます。大型車のドライバー不足が叫ばれる中、自動運転には大きな期待が寄せられています。また、ディーゼルに代わる動力源の開発についても、同様です。世の中のさまざまな期待に応えることが商用車のリーディングカンパニーとして日野自動車が歩むべき道であり、私自身が、その実現を牽引する存在になれるよう努力していきます。
日野自動車は、一言で言えば、チャレンジできる会社です。やりたいことがあって、自ら手を挙げれば、背中を押してもらえる環境です。もちろん経験不足や知識不足から挑戦が叶わないこともありますが、それでも自分を磨いて再挑戦すれば、必ず希望は叶うでしょう。皆さんには、ぜひそうした強い想い、意志を持って入社していただきたいと思います。わからないこと、困ったことがあっても、上司や先輩が必ず手を差し伸べてくれます。そんな人間関係も、日野自動車の素晴らしい点です。
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お客様の大切な資産を守るリスク管理と、運用オペレーションをはじめ日常のあらゆる業務を支えるITプラットフォーム。資産運用ビジネスでは、リスク管理とIT活用は常に一体的な高度化が求められ、両分野のプロフェッショナルが果たすべき役割もますます重要になっています。
データサイエンスは社会を効率化し、未来のビジネスを豊かにする
アクセンチュアでデータサイエンティストとしてのキャリアを歩む羽入奈々さん。彼女が文系学部卒業後データサイエンティストに転向したきっかけや、データサイエンスという仕事の魅力を語ります。