デザイン思考カレッジ

独立行政法人国際協力機構

信頼で世界をつなぐ

複雑かつ多様な現代の社会課題の解決に取り組み、世界そして日本のより良い未来を創る

Our Challenge for SDGs

JICAは、開発協力大綱の下、人間の安全保障と質の高い成長を実現します。

今、JICAが目指すもの

2015年に新たに策定された「開発協力大綱」や「SDGs」に基づき、JICAは自らのミッションを「人間の安全保障」と「質の高い成長」を実現することとして明確に定め、「信頼で世界をつなぐ」というビジョンを掲げた。
世界には、紛争・テロ、災害・環境破壊、感染症の蔓延、経済危機などの「恐怖」や、貧困、栄養失調、教育・保健医療などの社会サービスの欠如、基礎インフラの未整備などの「欠乏」という多様な脅威に脅かされる人々が存在している。また、それらの課題は相互に関連し合っており、このような脅威によりさらに状況が悪化する危険性も抱えている。
「人間の安全保障」とは、人々が「恐怖」や「欠乏」から解き放たれ、安心して生存でき、人間らしい生活ができる状態をつくることを目指す概念である。
また、「質の高い成長」とは、①成長の果実が社会全体に行きわたり、誰一人取り残さないという意味での“包摂性”、②環境との調和への配慮や経済社会の持続的成長、地球温暖化への視点といった“持続可能性”、③経済危機や自然災害を含むさまざまなショックへの耐性および回復力を持つ“強靱性”、の3つを備えた成長を目指す考え方である。

信頼で世界をつなぐ

JICAは、長い開発協力の歴史の中で、一貫して相手国の立場を尊重しつつ、対等な目線・立場で共に解決策を模索するという姿勢・アプローチを貫いてきた。これを体現する言葉が「オーナーシップ」と「パートナーシップ」であり、相手国との間に確かな信頼関係を構築するために求められる姿勢にほかならない。今、国際社会の中では、孤立主義、排外主義的な思潮が台頭しつつあるが、日本の代表として開発途上国との関係構築の前線に立つJICAは、「信頼で世界をつなぐ」ことで、国際協調の流れを後押しする力とならなければならない。「信頼で世界をつなぐ」というビジョンは、そうしたJICAの意志、決意を表明するものである。このビジョンのもと、「使命感/現場/大局観/共創/革新」の5つからなる “アクション”をJICA職員が取り組むべき姿勢として定めている。

様々な知と経験を結集し、イノベーティブなソリューションを生み出す

SDGsの目標17は、「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」ことを訴えている。SDGsの達成には、開発途上国だけでなく先進国を含む国際社会全体、そして、民間企業、NGO、大学、市民社会といった、あらゆるステークホルダーの力を集め、その連携を強化していくことが必要である。JICAは、高度化する課題やニーズに合わせて、資金・知恵・技術などの様々な観点から、多様なパートナーとの協力を推進し、イノベーションを生み出しながら開発協力の質の向上に積極的に取り組んでいく。

会社情報

名称

独立行政法人 国際協力機構

本部

本部(麹町)
〒102-8012 東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル
電話番号:(03)5226-6660から6663(代表)

本部(竹橋)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-4-1 竹橋合同ビル
電話番号:(03)5226-6660から6663(代表)

本部(市ヶ谷)
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
電話番号:(03)3269-2911(代表)

設立年月日

平成15年10月1日

主な業務内容
  • 開発途上国への技術協力
    • 研修員受入
    • 専門家派遣
    • 機材供与
    • 技術協力センター設置・運営
    • 開発計画に関する基礎的調査
  • 有償資金協力
    • 円借款
    • 海外投融資
  • 無償資金協力
    ※外交政策の遂行上の必要から外務省が自ら実施するものを除く。
  • 国民等の協力活動の促進
  • 海外移住者・日系人への支援
  • 技術協力のための人材の養成及び確保
  • 調査および研究
  • 緊急援助のための機材・物資の備蓄・供与
  • 国際緊急援助隊の派遣
WEBサイト

https://www.jica.go.jp/index.html

採用サイト

https://www.jica.go.jp/recruit/shokuin/index.html