【キャリアデザインインタビュー】社会人のリアルな声を聞き、視野を広げる
自分自身も就職活動の肝は継続的な「内省」と「情報収集」
就職活動は、学部生の時にも実は一度行っていましたが、今回本格的に就職活動をする際、特に意識した点はとにかく「内省」をすること、そして多くの働く方の声を聞くということでした。就職活動におい自分のキャリアを選択する軸について、皆さん考えると思いますが、軸を含め自分自身のDNAについて考えることを徹底的に行っていました。期間的には2020年の3月から、集中的には2ヶ月程度、その後も継続的にずっと行い、気付くと400ページのワードファイルが出来上がっていました。
イベントを通じ出会った「魅力的な社会人」と「リアルな情報」が自分をアップデート
もちろん、自分で考えるだけでは無く、情報をインプットすることも非常に重要でした。今まで社会に出たことのない自分が、仕事をする際のイメージの解像度を高めるためには、外の世界の情報に触れ、その情報を咀嚼し昇華させていくことが欠かせませんでした。その手段の一つとして、HELLO, VISITSのイベントに参加しましたが、実際に働く社員の方とのカジュアルな出会いを通じ、興味がある企業が実際にどんな雰囲気なのか、どのようにキャリアを作っていくかというイメージを作ることが出来ました。実際にお会いするととても人間味溢れる方が多く、それ自体も良い刺激になりました。複数回のイベントにおいて、何回かお会いさせていただい社会人の方もいらっしゃいましたが、私の複数のご質問に対しご丁寧に回答いただいただけではなく、マーケティングに従事されている社員の方とのご面談の機会を頂く等、学生目線に立ち、企業のリアルをお伝え下さりました。複数の企業が参加するイベントでは、短期間で合計15社40名程の方とお会いすることができました。 1対1でお話を聞くOB訪問も行いましたが、イベントへの参加は限られた時間で急速に視野を広げる事が出来ました。
オンライン上の自己表現を通じ可能性を広げる
また、オンラインで社会人の方と繋がることが出来る、HELLO, VISITSのアプリも活用していました。まずはプロフィールをきちんと入力し自分がどんな人物か表現をすることで、企業の方との接点が生まれたり、自分が見えていなかった適性やきっかけに気付くことが出来ました。
自分自身の目標のために「成し遂げたいことを理想のプロセスで実現出来る」企業で働きたいという想いがあり、理想のプロセスの中には、手段にとらわれない、デジタル・グローバルの視点がある等、具体的なこだわりも持っていました。そういった時に「自分が知りたい情報」を持った社会人の方からお話をお伺いできる点にも感銘を受けました。例えば某コンサルティング会社様の社員の方々ですと、学生時代の研究分野に加え、従事されてきた案件や所属されてきた部署の記載があるため、ミスマッチせず、聞きたい情報をお伺いすることができました。
コロナの影響はピンチではなく、チャンス。目の前の資産を活用するのは自分次第
これから就職活動をされる皆さんにお伝えしたいことは、社会人に“存分に”頼ってください、ということです。もちろん失礼のないようには前提ですが、想いをこめてお願いすれば応えていただけます。わからないことだらけの就職活動だと思いますので独りで歩まず、就職活動経験者やビジネス経験者に頼り、正しい方向で歩むと良いと思います。(私自身就職活動で最も重要なことであり、最も学んだことは“人と人との繋がり(の大切さ)”でした。)
また、現在コロナで就職活動がやりにくいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、正直私はチャンスだと思います。地域や金銭、時間、体力に依存せず、社会人の方からお話をお伺いできるからです。実際、20卒就活とは打って変わり、22卒就活では少なくとも200名以上の内定者・社会人の方からお話をお伺いすることができました。HELLO, VISITSをはじめとしたイベントや(知り合った人事の方に直接依頼、またはOB訪問サービスを使用して)OB訪問を積極的に行い、必要かつ正しい(“リアルな”)知識を獲得していっていただければと思います。
その上で、自分にマッチした企業はどこか、情報収集と内省を通じ、最適なファーストキャリアを選べるよう、応援しています。
来年春より社会人になる大石さんは、就職活動を通じ徹底的な内省と自分自身のアップデートを行い、自分の理想のファーストキャリアに出会っただけではなく、そのプロセスの中でひと回りもふた回りも変化を遂げたようです。今後、将来の自分自身が実現したい夢に向けて、今の視野が広い状態を忘れずに大きな目標を常に心に留めながら成長していきたいという大石さん、今後の更なる活躍を応援しています!
HELLO, VISITSでは、就職活動を終えて大きく成長を遂げる学生との出会いがあります。先日就職活動を終え、大手コンサルティング企業に内定した、東京の大学院1年大石さん(仮名)、この新型コロナウイルスの感染拡大の逆境の中、自分の未来を切り開いた一人です。一体どんなことを考え、就職活動を行っていたのでしょうか?