明日からあなたもジョブズ?デザイン思考力をトレーニング出来る「イノベーション創発SNS」を体験!
イノベーション創発SNS「5d」とは?
イノベーションを創発するためのデザイン思考力(※)を楽しみながら鍛えることができるツールです。
特定の状況に置かれた人物になり切って、その人物がどんな悩みや課題を持っているのかを考えたり、他の人が考えた課題を解決するためのアイデアを投稿することで、今までにないアイデアを参加者で一緒に創造します。こうした流れの中でイノベーション創発のプロセスを何度も疑似体験するうちに、自然とデザイン思考を身に着けられることが特徴です。
※デザイン思考:ユーザーへの共感を起点に課題設定を行い、目的から逆算してソリューションを考える思考法のこと。近年注目を集めており、企業の採用活動や商品開発などの多様な場面で活用されています。
「AppleやGoogleも採用しているデザイン思考とは?世界中の全ての人に必要な理由」
シンプルな使い方で楽しみながらデザイン思考のトレーニングができる
5dがどういったツールなのかわかったところで、ここからは実際の使い方をご紹介していきます。
まずは以下のURLにアクセスし、googleアカウントでログインするとすぐに始められます。
5dを使うには大きく分けて3つのステップがあります。
①ランダムに表示される人物やその状況を組み合わせて、ある人物の置かれた状況をイメージ。その人の気持ちになりきって状況に合わせた願い事を作成します。
②タイムラインに流れる願い事の中から自分が共感できるものを選択し、ランダムに表示されるアイテムをヒントに願い事を叶える新アイテムを考案します。
③思わず共感してしまう願い事や、欲しいと思う新アイテムをチェック(評価)します。自分のアイデアが他の人からチェックされたらお知らせが届きます。
実際にやってみたところ、柔軟な発想をすることの難しさを実感しました。
たとえば①の願い事を考えるステップでは、その人物がどういった悩みを持っているのか考えつかないシチュエーションが表示され、苦戦することもあるかもしれません。そういった時には人物と状況に「共感」し、その人物になり切って考えることがポイントになります。
また②の願い事を叶えるアイテムを考えるステップでは、解決に使うアイテムが指定されていることが難しくも面白いと感じました。一見願い事を解決するためには使えなさそうなアイテムが指定されたとしても、それをどういう風に使ったら願い事を叶えられるのか、頭を働かせてみてくださいね。いい方法を思いついた時にはすっきりすること間違いなしです。
ほかの人が考えた願い事・解決のアイテムを参考にすることも可能です。
一連の流れの中で自分の考えた願い事やアイテムをほかの人にわかりやすく伝えることも必要になるため、デザイン思考力に加えて表現する力も身につけることができそうです。
最後に
5dは、これからの世の中で必要とされるデザイン思考をゲーム感覚で楽しみながら鍛えられるだけではなく、最近大手企業が続々と導入していることでも話題のデザイン思考テストのトレーニングの対策ツールとしても効果的です。ぜひ繰り返し練習して、柔軟な発想をする力や、共感する力を磨いてみてくださいね。
デジタル化が進み、イノベーションが欠かせないと言われている昨今、人だけが発揮する創造性が以前にもまして重要性を増しています。以前こちらの記事でもご紹介させていただきましたが、創造力とは特定の思考法を鍛えることによって、誰でも伸ばすことが可能です。
今回は、スティーブ・ジョブズも導入していたと言われるデザイン思考を鍛える身近な方法についてご紹介します。