事例紹介HELLO,VISITSエコシステムの採用サポート事例

株式会社小学館

これまで接点のなかった他業界志望の学生との出会いが生まれ、応募者増加につながった。

株式会社小学館 峯島正幸様

  • プロジェクト概要Outline
  • HELLO, VISITS onlineを導入し、社員個人の魅力・ビジョンを伝えながら学生にアプローチすることにより、応募者が増加。出版業界以外を志望する学生を含め130名と面談を実施。
  • 実施背景Background
  • 版業界の売り上げ低迷に伴い、応募者が減少。 出版業界以外を希望している潜在層にアプローチを広げる必要があった。合同セミナーや学内説明会では、各部署にいる社員の働 き方・魅力までは伝えきれない。「他業界を志望する学生に、社員一人ひとりの魅力を伝えられるツール」 として期待が持て導入。

  • 実施結果Action
    • ・一番の狙いであった、他業界を志望する学生との接点が持てるようになった
    • ・学生が小学館という会社自体に興味を持ち、応募につながるなど、応募者増(対前年比 108.4%)

社員を見せる・働き方を見せる、という点でHELLO,VISITS onlineはこれまでの取り組みとは全然違う

– どのようなポイントが導入の決め手になったのでしょうか。

出版志望以外の学生に会えること、大学1年生からもアプローチができること、会社の広報活動としても活用できると考えた点です。出版業界全体の売り上げが落ちていることに伴い、志望者数が 残念ながら減っている状態なのですが、このまま縮小していくのを、指をくわえて見ているわけにはいかない、何かやりたいという気持ちがありました 。そんなとき、HELLO,VISITS onlineのサービスを知り、これまで接点のなかった他業界志望の学生、それも1年生から接点が持てる点が面白そうだと感じました。また、弊社の場合、中・高・大学生はコンテンツの読者さんでもあるので、コンテンツを生み出している社員に会ってもらうことで、会社やコンテンツの広報活動としても活用でき るのではと思い導入に至りました。

– 現場社員が本当に協力してくれるのか?という不安はなかったでしょうか。

社員も時間に余裕があるわけではないので、難しい面もあるだろうな、という気持ちはありました。ただ、コンテンツ読者層である大学生と実際に会えるということは、マーケティングとしても意味があると感じてもらえると思いましたし、人事側で未来の後輩に関心がありそうな社 員を選び、個別に話をしていったのでそこまで大変ではなかったです。どちらかというと、選定した社員の直属の上司が、 部下の時間が割かれることに抵抗を示しました(笑)。ただ、それも最終的には、優秀な社員が入ってくれるのであれば、各部署に還元されることなのでということで、納得してもらえました。

HELLO,VISITS onlineを利用することが、 出版業界や小学館の志望者を、そして読者・ファンを増やすことにつながる

– 実際に、導入後に手応えを感じたことはどんなことでしょうか。

大きく2つあって、1つは、1~3年生も含め、学生さんのフォローがありがたいくらいたくさんきたことです。2つ目は、一 番の狙いであった、出版志望以外へのアプローチができたことです。私は自分からはフォローしていないのですが、半年で300人弱の学生さんにフォローされています。3か月で600名を超えている社員もいます。2月、3月になると、「どんな選考になるのか」「ES を添削してほしい」という相談内容が増えるのですが、私は人事なので関与できないですが、社員には気にせず関わってもらっていました。具体的な数字としては、半年 で130名程度の学生さんと面談を実施しています。あくまで広報活動なので、採用には直接繋げていないのですが、これまで接点を持てなかった他業界志望の学生層との出会いが生まれている、という手応えはあります。

– 導入して一番の効果はなんでしょうか。

応募者数が増えたことが一番の効果です。実際に会えたのが130名程度な ので、もちろん一因ではあります。しかしながら一人の社員と会って、関心を持ってくれた学生が、他の部署の社員にも会って、小学館という会社自体への興味を高 めてもらって、応募につながった事例は 結構ありますね。HELLO,VISITS onlineで会った学生さんに話を聞いてみると、「重版出来」 や「バクマン」というコンテンツがあって も出版業界の実態は分かりづらく、出版業界が狭き門だというイメージだけが先行して、受ける前から引かれてしまっているようなんです。そんな学生さんに対して、現場の若い社員がコミックやジャーナリズム、図鑑などについてリアリティを持って話をすることで、出版業界を身近に感じてもらえているのかなと思います。 社員もいろんな学生さんと自分の仕事の 話ができることが楽しいみたいです。結果的に、お互いに興味をもって、拡散していってくれる流れになっているのかなと 思います。

– 今後はどのように活用していきたいとお考えですか。

現在は社員7名にのみへの展開なので、まずは20名には増やしたいと考えています。採用担当者が2名しかいないので、HELLO,VISITS onlineで社員を巻き込めるのは渡りに船です(笑)。部署が変われば仕事も文化も全然違うので、合同セミナーや学内説明会では伝えきれないんですよ。出版業界は面白い人間がたくさんいるので、どんどん見せていきたい。利用社員を増やし、読者としても応募者としても小学館にかえってくるようにしたいと思っています。より多くの学生に、小学館を知ってもらいたいですね。