デザイン思考テストから始める早期就活のすすめ

2022.01.18イノベーションジム事務局
#デザイン思考 #イノベーション #キャリア #Society5.0

はじめまして、一橋大学4年のSです。今回は変わったスケジュールで就職活動を行ってきた私が、いかにして早期就活に踏み切ったのか、またその際にデザイン思考模擬テストが果たした役割についてお話ししたいと思います。個人的な話にはなりますが、就職活動のギアの入れ方に悩んでいる方や、本選考が始まる前に何をしよう、と思っている方のお役に少しでも立てたら幸いです。
ここで簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は現在学部4年と大学院1年を兼務しており、23卒で外資メーカーに就職予定です。大学同期と1年ずれたスケジュールで就活を行ってきたため、モデルケースが見つからず、試行錯誤の日々を送ってきました。

就職活動のはじめかた


突然ですが、就職活動のはじめかたはご存知ですか?恥ずかしながら就活開始前の私はそもそも何から手をつけていいのかわからず、不安を抱えていました。22卒の本選考真っ只中の大学同期にアドバイスを求めても、その多くは「なんとなく始まっていた」とのこと。受験と違い定まった手順があるわけでもなく、一から自分で進めなくてはならないとなったときに、私が手をつけたことをいくつか紹介したいと思います。

◯自己分析
まずは自己分析からだ…!と息巻いてはみたのですが、実は自分の興味がすでに「人事」という職種に向いていることに気がついていました。そのため「なぜ人事なのか?」を軽く考えただけで終えました。

◯企業探し
新卒で人事に関われる仕事は少ないだろうなという危機感から、「職種別採用をしている企業」「人事課題を扱っているコンサルティング企業」を片っ端から探していました。いくつか候補は見つかりましたが、ニッチな分野であるため、インターネット上に選考情報はほとんどありませんでした。

◯OBOG訪問
自己分析も学チカも固まっていない状態でしたが、少しでも情報を得るために上記で見つけた企業のOBOGにアタックしていました。大学のOBOG名簿やゼミの先生経由、さらには親の同僚経由などあらゆる可能性にかけていました。とはいえこれも手探りで、初めてOBさんにメールを送ったときには、失礼がないか不安で何度も見直したのを覚えています。

この3つを行っていたのが大学3年の2、3月。前述のように私は1年ずれでの就職活動を行っていたので、一般の学部卒の方からしたら大学2年の2、3月に当たります。
順調に”早期就活”を始めていたつもりの私でしたが、4月になると「選考対策のはじめかたがわからない…!」という壁にぶつかることになりました。

デザイン思考テストの受検が選考対策の第一歩になる


新年度になり、いくつかのベンチャー企業やコンサルティング企業がサマーインターンの募集を始めていた頃。私は志望企業の選考がまだだったこともあり、自分が選考対策として今何をすればいいのかわからなくなっていました。

そんな中耳にしたのが、「最近はコンサルティング企業もデザイン思考テストが必須になっているところがあるらしい」という噂でした。デザイン思考テストは実際にコンサルティング企業や大手商社などで導入されている、「創造的問題解決」の思考力を図るテストです。このテストがHELLO,VISITS会員になれば無料で受けられるという話を聞き、私はすぐに会員登録を済ませ、とりあえず受検してみることにしました。

結果として、この勢い任せの受検が私の選考対策を捗らせることになりました。理由としては大きく二つあります。一つは、選考対策を何か始めてみたという事実そのものが自分自身のやる気に繋がったことです。そしてもう一つは、受験を通して自分自身の考え方が整理されたことです。デザイン思考を意識し、手段を先行させるのではなく課題把握を優先するようにしたことが、ESの作成やケース面接の対策、面接準備などの全てで役立ちました。例えば学チカは、「当時の自分やチームの課題はなんだったのか」を先に特定することで、課題と解決方法が一貫した具体的なエピソードとして伝えることができました。

最後に


デザイン思考テストの受検によって得られるものは、選考で使えるスコアだけではありません。自身の考え方の整理につながり、就職活動を加速させる役割を果たしてくれます。また私は選考対策の第一歩として活用しましたが、就職活動全般のとっかかりとしても大いに役にたつと思います。次に自分がすべきことがわからなくなったら、ぜひ一度挑戦してみてください!

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